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小学生の頃、ポニーテールをしていた背の小さな友達は
自分のことを「ぼく」と言っていました。
授業中、私たちは絵ばっかり描いて
それを交換したりしていました。


高校生になって、偶然アートスクールで再会したときは、
相変わらず背は小さいけど
すっかり大人になって、
きれいなワンレンにしていました。


その彼女が夏に30歳を迎え
その記念にと、
スミレのブーケの指輪を選んでくれました。



彼女は今、ハンドメイドの靴屋さんをしています。
お教室では、エプロンをした背の小さい彼女が今や「先生」です。

わたしもがんばろう!
そう思える仲間です。