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ドイツにはこんなお話があります。

空は青、雲は灰色、木には緑…と自然界のあらゆる物が
神に色を与えてもらいました。

雪も色が欲しいと乞うと、神は
「花には色とりどりの色を与えた。
どんな色でも持っている。
色をひとつ分けてもらいなさい。」
と言いました。

しかし、どの花も雪に色を分けるのを拒みました。

そこに小さな小さなスノードロップがおずおずと
「もし私の白い色がお役にたつなら、是非使ってください。」
と囁きました。

それから、色を分けてもらった雪は冬の間
この可愛い花を守り、温めているのだと言う。



こちらはクリスマスローズ。

うちのような極寒冷地だと、
4〜5月に花をつけるらしいのですが
葉をよけるともう蕾がついていました。

鹿が食べないからおすすめと言われましたが、
どうなんだろう。

寒さを耐え忍んでやっとついた蕾…
開花目前…

ネットを外す勇気がありません。